どうも、夫のくーへいです。
本日はいよいよ、キッチン工事です!
キッチン以外にもいろいろあったのですが、とりあえずキッチンだけで1つの記事にしてみました。
早速工事の内容を見て行きましょう!
部材の確認
キッチンの設置工事を見るために、朝5時半に起床し、6時半に家を出ました。
会社に行くよりも1時間以上早い出発です。笑
現場に到着すると、見慣れないトラックが…!
もしやこれはキッチンの材料を搬入しているのでは??と期待が膨らみます。
予想は的中でした。
既にキッチンの部材は室内に搬入済みです!
しかしながら工事は全く始まっておらず、間に合ったようです。
こちらはキッチンパネルです。
タカラスタンダード自慢のホーローパネルです。
ホーローと聞いていたので、もっと厚みがあると思っていたのですが、意外にもペラペラ!
厚紙程度の厚さしかなく、金属の薄い板という感じ。
キッチンパネルの設置
まずは、現場でキッチンの広さに合わせて、キッチンパネルをカットしていきます。
電動のこぎりで軽快にカットしていくのですが、音が非常に大きい!
ホーロー自体は金属とガラスでできていますので、いくら薄いとはいえ強度はかなりのもののようです。
カットされたホーローパネルは、両面テープを貼り付けます。
こちらの工務店さん、ご夫婦でお仕事をされているようで、息がピッタリ合っていました。
両面テープだけではなく、接着剤も使います。
そして、えいやっ!と貼り付けます。
それらの作業を繰り返し、全て貼り付け終わると、写真のようになります。
左側の下部はパネルが貼られていませんが、引き出しやシンクなどで隠れる部分ですので、これで問題ありません。
パネルを貼っただけではパネルとパネルの間に隙間ができてしまいますので、見切り材を取り付けます。
レンジフードの設置
次はレンジフードの設置です。
まずは本体を壁に固定します。
どうやって固定しているのかというと、単純にホーローパネル、石膏ボードもろとも突き破るようにねじを打ち込むだけです。
レンジフードの大部分は組み立て済みで納入されますが、ダクトとの接続部分、側面や細かいパーツなどは現場で組み立てるようです。
まず、ダクトとの接続ですが、ダクト自体は伸縮しますので、ダクトをみょーんと伸ばします。
上の写真は設置後の写真になりますが、伸ばしたダクトを円を1/4にカットしたような部品につなぎ、
みょーんと伸ばした分のダクトにアルミテープをくるくるっと巻いて出来上がり!
これで換気した際に排気が外へ出て行くようになりました。
後は側面を取り付け…
前面を取り付ければレンジフードの完成です!
ちなみに、消防法ではレンジフードの高さがかなり厳密に決められていて、少しでも誤差があると違法になってしまします!
そのため、寸分狂わぬ位置に設置できるように工夫が施されています。
上の写真をご覧ください。
レンジフードの上部、天井に木材が取り付けられているのがおわかりでしょうか?
この角材の高さを現場で微妙に調整しつつ、レンジフードを施工していきます。
そのため、レンジフード設置の際は1工程ごとに採寸を行いながら作業を行わなくてはならないので、大変時間がかかっていました。
いよいよキッチン本体の設置…が、しかし問題発生
さぁ、レンジフードも終了し、いよいよキッチン本体の設置!
と思いきや、施工業者さんの様子が…!?
やや焦りながら外部へ電話をしに出たきり、30分ほど戻ってきません!
これは何かあったな…と思うには十分な時間でした。
結論から言うと、一番大きな問題は天板の発注ミスでした。
タカラスタンダード側のミスで、天板の幅が20ミリ短い!…のだそうです。
最初聞いたときは20ミリ?そんなの誤差の範疇では…?と思いましたが、
後程この20ミリの威力を思い知ることになります。
とにもかくにも、これでは施工ができないそうで、天板をイチから作り直しだそうです!
なんてこった!!!
今から作り直したとしても3週間程度かかるそうで、竣工の時期には影響がありませんが、少なくとも今日は完成しないことは確定です…。
しかしながら、ここで施工業者さんの粋な計らいで、後ほど取り換えることにはなりますが、一度完成形をお見せします!とのこと。
確かに、私たちは今日はわざわざ有休を使ってキッチンの完成形を見に来たので、完成形はどうしても見ておきたい。
そして、完成形を見ることができて、後ほど直るならば20ミリの誤差など問題ありません!
そんなこんなで、作業は続行されるのでした。
気を取り直してキッチン本体の設置
キッチン本体の設置はすさまじいスピードで進んでいきます!
天板が後ほど取り換えということで、キッチン本体も仮固定となりますが、それを差し引いても早い!
上の写真は引き出しをいれたりする本体部材です。
これに食洗器をはめ込み…。
側面の化粧板を取り付けます。
そして、天板を載せればだいぶキッチンぽいですね!
ちなみに、先ほど問題となっていた20ミリは、上の写真をご覧ください。
本来、このスキマは5ミリ程度で、コーキング材で十分に埋められるスキマなのですが、これが25ミリとなると素人目にも埋めるのは不可能です。
こりゃダメですね、と確認したところで、気を取り直してさらに工程を進めます。
コンロの取り付け
コンロの取り付けも素早く行われます。
上の写真はコンロ本体を取り付けたところですね。
感覚的には、「はめ込んだ」という印象です。
コンロ本体の上に、コンロの天板を取り付けます。
ここまで来ると、ほとんど完成形ですね。
後は細かいパーツを取り付けるだけです!
養生
大まかな工程は以上で、ここまで終わったら、あとは引き出しを入れていけば完成です。
ホワイト系で統一されたキッチンですね。
(打ち合わせの様子は、コチラで紹介しています!)
完成されたキッチンは、他の工事で傷ついたり汚れたりしないように、すぐに養生されます。
プチプチでキッチン全体を覆い…。
さらにダンボールで覆えば養生完了です。
そして!
未完了のレッテルが張られましたorz
まとめ
作業時間としては、4時間以上かかっていましたね。
中でも1番時間をかけていたのがレンジフードでしょうか。
消防法の絡みで慎重にならざるを得ないそうです。
今までの工事で全くミスが無かっただけに、今回の発注ミスは残念でしたが、取り返しのつくミスだったのが救いですね。
それに、施工業者さんの対応は素晴らしかったと思います!
一応の完成形が見られたのは嬉しかったですね。
また、作業の途中でもキッチリと掃除をしながら施工していく姿はとても美しく感じましたね。
そういった仕事に対する姿勢は見習わねば!と思わされました。
次の記事では、同日に開始された外壁を中心に書きたいと思います!