どうも、夫のくーへいです。
先日、無事に上棟を迎えましたが、上棟打ち合わせでイメージがしやすいよう、大工さんたちが頑張って間仕切り工事をしてくださっています!
上棟打ち合わせの予習ということで、現場に行ってきました!
家の内部の様子
家の内部に初潜入!
壁があり、窓があることに圧倒されました。笑
部屋の大まかな仕切りは既にできており、ここが和室!ここは寝室!などが十分に分かるようになっています。
本当は部屋の明るさも見たかったのですが、この日はあいにくの雨、かつ夕方だったこともあり、叶いませんでした。
また、明るいときに確認してみるつもりです!
釘に関する豆知識①
以下の写真を見てください。
これらは束になった釘なのですが、4色に分かれているのがわかるでしょうか。
もちろん家を綺麗に彩るためにこのように色分けされている…わけではありません!笑
上から写真を撮ってしまったのでわかりにくいのですが、これらの色が示す意味は、釘の長さなのです。
打ちつけるとき、固定する木材の厚みによって釘を使い分けることがスウェーデンハウスでは義務付けられています。
大は小を兼ねる…と言って必要もないのに長い釘を使うことも許されません。
しかしながら、釘を打ちつけてしまったあとでは釘の長さがわかりませんので、あらかじめ色を付けておき、
スウェーデンハウスが検査する際に一目で長さがわかるようにしているのです。
釘一本であってもこだわっている…大きな家を建てるわけですが、小さな作業の積み重ねですので、そういった正確さも重要なのだそうです。
釘に関する豆知識②
ついでですので、釘での豆知識をもう一つ…。
以下の写真をご覧ください。
赤い丸の部分、釘を打った裏側から少し釘の先端が出ていますね。
これは施工ミスではなく、正しい釘の打ち方なんだそうです。
釘は木材に刺さりやすいよう、先端が鋭くなっていますが、鋭い部分は木材を固定する役割としては役不足なんだそうです。
そのため、先端が少し飛び出ているくらいが最も頑丈に固定できている証との事です。
1階天井
上の写真は1階天井の写真です。
完成してしまったら見られない部分ですね!
木くずが集まったような濃い茶色の部分が根太です。
1階天井にはいろいろな配線が通される予定で、この根太に穴をあけていきます。
しかしながら、根太は構造上では大変重要な部分になりますので、なんと穴をあける大きさから個数まで決められているそうです。
これ以降にも出てくると思いますが、スウェーデンハウスは施工業者に対する制約がすごく多い気がします。
施主としては安心ポイントですが、施工業者は大変ですよね。
この複雑さゆえに、施工できる業者も限られるらしいです。
1階壁内部の構造
僕の影がばっちり写った以下の写真をご覧ください。笑
これは、スウェーデンから直送された壁パネルを開けた状態になります。
赤茶けた部分は防蟻剤ですね。
窓の下に見えるスポンジみたいなものはグラスウールという断熱材です。
触ってみるとフワフワしていますが、素材はガラスでできています。
スウェーデンハウスの現場見学会に行くと、上記のような構造を見ることができます。
正直なところ、建てる前の私たちは「すごい気がする」程度しか感想を持ちませんでしたが、実際に施主となってみるとその徹底ぶりに感心させられます!
ちらっと見えている金具の部分をアップにしてみましょう!
この金具は基礎につながっています!
いわゆるホールダウンアンカーボルトと呼ばれる金具で、基礎と壁をつなげる役割をしています。
ホールダウンアンカーボルトが突き出ている箇所にも断熱材が埋め込まれていますね。
こういった小さな隙間に対してもしっかりと対策をしていくのが、高気密・高断熱を実現していくのでしょうね。
使用されている木材
スウェーデンハウスで使用されている木材には上の写真のようなスタンプが押されています。
JAS規格、いわゆる日本農林規格に適合している証ですね。
JAS規格に適合しているということは、「品質」「生産方法」「輸送方法」が農林水産大臣の定めた基準を合格しているという意味を持ちます。
また、JASマークの上に見づらいですが、「F☆☆☆☆」というマークも見えますね。
エフフォースターと読みますが、ホルムアルデヒドの放散量を示します。
ホルムアルデヒドは少ない方が良いですので、星の数が多いほど放散量が少ないということです。
ランクとしては「F☆」~「F☆☆☆☆」まであり、「F☆」の建材は使用禁止、「F☆☆」「F☆☆☆」の内装材は使用量が制限されますが、「F☆☆☆☆」は使用量に制限がありません。
我が家の壁や床の木材にはすべて「F☆☆☆☆」の建材が使用されているようです。
その他の気付き
1階・2階トイレ、階段、2階洗面、2階浴室で型ガラスを使用しましたが、すごく綺麗です!
上の写真は窓を開けた時の様子ですが、黄色いものが見えるでしょうか?
これはスポンジのような緩衝剤で、足場に取り付けられています。
スウェーデンハウスの窓は1回転するのが持ち味ですが、工事中の足場が組まれた状態では、窓が足場に当たって傷がつく可能性があります。
そのため、すべての窓に上の写真のように緩衝剤が取り付けられているのです!
またまた細かな配慮ですね~!
まとめ
これから上棟打ち合わせを経て、工事が進んでいきます。
最近はスウェーデンハウスの細かな配慮に驚かされる毎日です!