名古屋周辺でスウェーデンハウスを建築するにあたって、住宅ローン・土地探し・内装・外観・外構などで悩む様子を綴る20代夫婦のブログです。プランは、SAKITATE!

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ほけんの比較検討

2015年07月12日

その他

こんにちは、妻のなっちゃんです。

建築状況の記事が多い中、今日は保険のお話です。
興味ない方はすっ飛ばしてくださって大丈夫です。
かなり小難しい話になりますので…。笑

まず、団体信用保険についてです。

団体信用保険とは?

団体信用保険とは?
住宅ローンを借りた人が亡くなってしまったり、高度障害になった場合に、金融機関が残った住宅ローンを支払ってくれるという保険です。
要は、契約者が亡くなった後、残された家族がローンの支払いをしなくてもいいように入る保険です。

銀行等の住宅ローンを利用する場合、団体信用保険の加入が条件となっている場合がほとんどです。
そのため、比較検討をする必要も意味もありません。
しかし、私たちの場合は、フラット35を利用するため、団体信用保険の加入が任意でした。
加入する人は90%以上と聞かされました。
ほとんどの人がこの保険に入るという数字ですね。

初めのうちは、私たちはこの団体信用保険に申し込みをしようと考えていました。
90%以上が加入すると言われたら、必然的に入らなければならないと感じてしまっていたのです。

しかし、いろいろと情報収集をしているうちに、この団体信用保険の落とし穴に気付きました。
それは、年齢や健康状態は、一切考慮されないということ。
どんなに若くても、どんなに健康優良児でも、借入金額によって保険料が決められるために優遇措置はありません。

住宅を購入する年齢は、40歳前後と言われているので、35歳未満での住宅購入に踏み切った方は、一度民間の生命保険と比較検討することをオススメします。
現在、夫くーへいが28歳、妻なっちゃんが25歳。
私たちは結果として、団体信用保険の加入をしない方向で話を進めています。

SAKITATEプランは、若くして家を建てることをコンセプトとしているため、
このブログを読んでいる方は、私たちと同じような状況の方もいらっしゃるのではないかと思います。
だからこそ、伝えたい!
安易に団体信用保険の加入を決断するのではなく、いろいろと比較検討してみてください。
長く見れば、100万円単位で変わってくることもあるのです。
最終的に団体信用保険に決めたとしても、比較検討することは今しかできません!

ほけんの窓口に行ってみた

テレビCMでも有名の「ほけんの窓口」。
予約をしないと相談に乗ってもらえないようなので、ネット予約をした上で行ってみました。

結論から言うと、かなり勉強になりました。
担当者の方との相性もあるかと思いますが、私はとても価値のある時間を過ごせたと思います。
お金の計算が好きで経理をやってるような人間ですから、楽しんで保険の検討ができました。
(まぁこんな人間、滅多にいないでしょうが。笑)

今回は、私たちが加入を検討しているM社の収入保障保険と団体信用保険を比較してみます。

団体信用保険

<特徴>
◆借入金額で保険料が変わる
 つまり、返済していくにつれて、保険料は下がっていきます

◆年齢・健康状態など他の要件によって保険料が変わらない

◆万が一の時は、その時点で全額返済

<メリット>
◆夫婦デュエットプランがある
 約1.56倍の保険料を払うことで、夫婦どちらに万が一のことがあったとしてもローンの支払いが不要になるというプランです。夫婦共同名義での購入の場合は、利用する人も多いそう。

◆3大疾病付プランがある
 死亡・高度障害の他、3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)が原因で一定の要件に該当した場合は、支給対象となります。但し、夫婦デュエットと併用はできません。

<デメリット>
◆所得税や住民税の減税につながる「生命保険料控除」にはならない
 現在、10年間は住宅ローン減税の対象なので、その間は無意味な方も多いかもしれませんが、それ以降は馬鹿に出来ないデメリットです。

◆完全な掛け捨て

M社の収入保障保険

<特徴>
◆年齢・性別・健康状態・喫煙の有無・免許証の色で保険料が変わる
 もちろん年齢は若い方が保険料は安いです。
 性別は、驚くことに女性の方が長生き=保険料が安いという考えのようです。
 健康状態とは、血圧・尿たんぱく・BMIの数値で判断します。
 喫煙はもちろんしない方が安く、唾液検査での確認があるので自己申告ではNG。
 免許証の色は、ゴールドであれば安くなります。自動車保険じゃないのに、不思議ですね。

◆万が一の時は、月額で支給
 つまり、毎月ローンが10万円だとすると、万が一の時に毎月10万円ずつ完済時まで支払われる保険に入っておくのです。
 一括での支給も可能ですが、月々に支払われる場合より総支給額は下がるので、どちらが有利かはケースバイケースというところでしょうか。

<メリット>
死亡・高度障害(全盲・両手もしくは両足を失うなど)以外でも支給対象となる(寝たきりや難聴・アルツハイマーなど)
 団体信用保険では、死亡か高度障害しか支払いの対象にはなりません。
 つまり、団体信用保険は、寝たきりの状態で働けなくなったとしても、条件に当てはまる状態でなければ支給対象外なのです。シビア!

ガンや心筋梗塞・脳卒中になった場合、保険料が免除になる
 月々の保険料が不要になり、万が一の時は契約時の金額が支給されます

月々約100円保険料を多く払うことで、終了時に10万円の祝金が出るプランがある
 100円×12か月×35年=42000円多く払えば10万円がもらえる計算なので、お得!
 夫婦ふたりだと20万円!ローン完済時の楽しみにもなりますね。

<デメリット>
◆年齢・性別・健康状態・喫煙の有無・免許証の色で保険料が変わる
 人によっては、団体信用保険の方が保険料が安いということもモチロンあると思います。

まとめ

以上、長くなりましたが、比較検討した結果となります。
私たち場合だと、断然M社の収入保障保険に魅力を感じました。
M社の保険料を決める条件だと、ふたりとも理想的な人間だったのです…。

年齢=20代
健康状態=優良
喫煙=非喫煙
免許=ゴールド
ふふふ!健康大事!喫煙なんて百害あって一利なし!免許はふたりともペーパーさっ♪(∩´∀`)∩
私たちの場合は、保険料をシミュレーションしてみると、団体信用保険より35年間で90万円近くもお安くなりました。

ちなみに、一度確定した保険料は終了時まで変わりません。
契約した後に喫煙しようが、ゴールド免許を剥奪されようが関係ないようです。
とはいっても、喫煙も事故もしないに越したことはありませんね。

収入保障保険は、あくまでも住宅ローンを軸に考えた保険です。
それとは別に医療保険も検討しているので、また来週も「保険の窓口」へ行ってきます♪

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