2014年冬、僕たちは寒さに苦しんでいました。
窓が開いているわけでもないのに揺れるカーテン
スリッパ無しでは歩けない床
10分もするとアツアツだったお湯が身震いするほどに冷たくなる浴室…。
僕たちが住んでいるマンションは築40年と非常に古いのですが、内部はフルリフォームされており、決して環境として悪いわけではありません。
3DK・約70平米と広く、それでいて家賃は抑えめ。
確かに駅からは徒歩20分と遠いのですが、新婚の20代夫婦には十分すぎるほどの住宅だと思っていました。
しかしながら、築40年は築40年。内部は綺麗に出来ても、構造自体を変えることはできないようです。
断熱という概念すらなかったであろう僕たちの住んでいるマンションは、夏は凄まじく暑く、冬は外と変わらないほど寒いのです。
希望の職種へと転職を果たし、新しい仕事にも慣れ、プライベートの時間も充実し始めた頃、暖かいマイホームを求めて僕たちは住宅展示場へ向かうのでした。
暖かさ以上の価値
住宅展示場へ向かった僕たちは、いくつかのハウスメーカーを見学していきました。
「へー」「ほー」
どのハウスメーカーのモデルハウスも、感心の声こそ上がりますが、心にグッと来るものは感じませんでした。
魅力的ではありますが、数千万円もの借金を抱えて建てるほどの価値を見い出せなかったのです。
そもそも住宅を見ること自体は大好きだった僕は次々とモデルハウスを見に行きますが、なっちゃんは少々疲れた様子。
なかなかいいハウスメーカーが見つからないなぁと思っていた時、スウェーデンハウスの名前を見つけました。
スウェーデンハウスに出会う前から北欧の考え方に惹かれていた僕たちは、迷わずスウェーデンハウスのモデルハウスに足を運びます。
これが初めて出会ったスウェーデンハウスの神宮東モデルハウスです。
玄関からリビングに入った瞬間、僕たちは自然とこう呟いていました。
「あったかい…!」
他のモデルハウスももちろん暖かかったのですが、どうも「エアコンで暖めました」という感じがして、あまり気にかかりませんでした。
しかしながら、スウェーデンハウスのモデルハウスはどこか違う「温もり」のような暖かさ!
それに単に暖かさだけではない、安心感を感じることができたのです。
家とは「安心してくつろげる」場所であるべき。
暖かさだけではない、それ以上の価値をスウェーデンハウスに感じた住宅展示場訪問でした。