どうも、夫のくーへいです。
スウェーデンハウスで注文住宅を建てる場合、もちろん打ち合わせを重ねていくわけですが、いまいちイメージをつかめずにいました。
そこで、3Dマイホームデザイナー12というソフトを購入してみました。
名前の通り、間取りや3Dパースが簡単に作れる間取り&3D住宅デザインソフトです。
使ってみた感想はと言うと…。
3Dマイホームデザイナーの必要性
まず、前提として、スウェーデンハウスとの打ち合わせの過程では3Dのイメージ画などはもらえません!
各部材やクロス、カーテンなどのサンプルは見ることができますが、間取りはすべて2Dでしか見れません。
もちろん、それでも思っているものと全然違う…ってことにはならないと思いますが、細かいところで違いは出てくるはずです。
結論から言うと、僕たちのスウェーデンハウス作りに3Dマイホームデザイナーは欠かせませんでした!
僕たちの記事をくまなく読んでいただいている方はご存知かもしれませんが、いくつか実例を挙げてみましょう。
間取りの気になる点が分かった事例
第6回打ち合わせ~最後の悪あがきをする~では、洗面スペースについての間取りの不具合について記載しています。
不具合と言うと大袈裟かもしれませんが、1階トイレのドアを開けると洗面所にいる人にぶつかってしまうという点が気になっていました。
3Dマイホームデザイナー12では人物の3Dデータも入っているので、好きな場所に自分の代わりとして人物を置くことができます。
僕は、洗面の前に人物を置き、トイレのドアを開けてみました。すると、人物の足が削れてしまうことが発覚しました。
そこで、初めて「これは危ないのでは!?」という危険性を抱き、設計士さんに相談することに。
狭いかな?とは思ってましたが、実際に3Dで見なければ、気づかなかったと思います。
また、他にも、ウォークスルーの幅を決めるときに大活躍しました。
なぜかと言うと、元々狭いのが苦手ななっちゃんは、ウォークスルーを作るのを嫌がっていたのです。
どうせ狭くて圧迫感があるから嫌!と頑なに拒否していたのですが、3Dで見ると比較的スペースに余裕があることがわかりました。
これも、3Dマイホームデザイナー12のおかげです。
夫婦ゲンカになることもなく、無事になっちゃんが妥協できる最適な幅を見つけることができました!
もしも3Dで見る機会がなかったら、最悪の場合、ウォークスルーは実現しなかったかもしれません…。
インテリアの気になる点が分かった事例
これも1階洗面のお話になってしまうのですが…。
1階洗面は、我が家の中でデザインに一番こだわったと言ってもいい場所です。
アクセントクロス・タイル・ピーリングと盛りだくさんで、お金もかかっています。
そのため、ここがいまいちになってしまうとせっかくお金をかけたのにもったいない!ということで、時間をかけてシミュレーションしました。
設計士さんに見切り材の位置まで教えていただき、それもシミュレーションに組み込んでこれなら問題ない!というデザインに決定しました。
詳しいいきさつは第8回打ち合わせ<その3>~メールをしてみる~をご覧になってください。
実際に打ち合わせた経緯も掲載していますよ!
導入したらできること
間取りはもちろんのこと、建具から家具家電、壁紙、床材、外壁材、カーテンなどなど…とにかく家に関するものはたいてい作れます。
購入すると最新の住宅用素材がダウンロードできるデータセンターを6ヶ月間無料で使うこともできます。
これが結構便利で、一般的なキッチンやトイレであればデータが揃いますので、置くだけでどんどん家ができあがっていくのです。
3Dで見れることはもちろんなのですが、先ほども触れたとおり、ほとんどのドアや窓は開きます。
特に開き戸は開けるためのスペースを考えたり、開ける方向を考えたりしなければいけませんので、重宝します。
データセンターにもない住宅素材も存在しますが、それらは自分で作ることも可能です!
(キッチンやトイレを1から作ることもできますが、さすがにそれは大変なので、僕の場合は似ているもので代用したりしています)
壁紙やカーテン程度であれば、インターネットからダウンロードして貼り付けして作ることは簡単で、僕もそうしています。
導入する前に注意すること
良いことばかり書いていてもいけませんので、注意する点も書いておきます。
まず、こだわり始めるとかなり時間がかかってしまいます。
僕たちは毎週のように打ち合わせをしていましたので、最新の打ち合わせの状態に合わせる作業はとても大変でした。
PC作業が好きでない方にはオススメできません。
次に、壁紙・クロス・カーテンなどの素材の多くはデータセンターにないことが多かったです。
そうなると、インターネットから該当の画像をダウンロードし、大きさ等を考えながらデータを作る必要があります。
これは、根気のいる作業です…。
さらに、スウェーデンハウスはオリジナルの商品が多くありますが、特有の素材はこれまた厄介です。
いちばん特徴的なのは窓で、さすがに回転窓はデータにはないので妥協せざるを得ません。
見た目で似た窓を探し、サイズを変更して対応しました。
外観では妻飾りも似たものはありませんでした。これは自分で作るしかありません。
最後に、土地には高低差を付けることができません。
僕たちの土地は傾斜が複雑でしたので、これを再現できないのは残念でした。
しかし、土地については優秀な外構屋さんに巡り合えれば3Dで作ってもらえる可能性もあります!
僕たちもちゃっかり作ってもらいました。笑
まとめ
ちょっと注意点が多くなってしまいましたが、総じてオススメできるソフトです!
無料のものも使ってみたのですが、やはり市販のソフトには到底かないませんでした。
1万円近くしますが、数千万円以上の買い物をするのですから、ケチらずに素晴らしいマイホームを作りましょう!
ちなみに、パッケージ版とダウンロード版がありますが、ダウンロード版の方が安くてオススメですよ!